体重を急激に落とすと身体の防衛反応が働く!?

ダイエットをしている人の多くが「短期間で楽に一気に痩せたい」と常に願っていることでしょう。

ダラダラと続けるよりも、1カ月だけの辛抱だと思えば食事制限も我慢できるし、運動もそれなりに頑張れますよね。

その気持ち、分かります!

しかし、そのダイエットは成功していますか?

毎年、夏前に同じことを思っていませんか?

期間を決めてメリハリをつけたダイエットをすることは良いことだと思います。

ただ、それが身体の許容範囲を超えた減量になってしまうと話は別です。

今まで普通に与えられていた栄養が、急に少なくなったり貰えなくなったりしたら、身体は驚き防衛反応を起こします。

例えば、体重50㎏の人が1カ月で5㎏落とすと、身体にとっては無理のある減量です。

身体は自分の身を守ろうとします。

脂肪を溜めこみ、なるべくエネルギーを使わない様にと基礎代謝も下がります。

脳までもが食欲中枢を刺激して、何とか栄養を取り入れようとします。

ダイエットをしたい自分とは正反対の方向に身体が働きだしてしまうのです。

これでは、もし1カ月という短期間で目標体重に達したとしても、すぐに元の体重に戻ってしまいます。

ダイエットをする人が幾度も経験しているリバウンドですね。

リバウンドしてもまた痩せればよい!?危険な繰り返しです!

自分は1カ月で痩せられるのだから、リバウンドしてもまた痩せれば良いなどと考えたりしていませんか?

リバウンドして元に戻っているのは、体重だけです。

身体の中身は以前よりも悪い状態になっている可能性が高いと言えます。

急な減量により、飢餓状態だと判断した身体は脂肪を蓄えます。

筋肉を分解して、エネルギーに変える為、筋肉量は減っています。

以前と同じ体重であっても以前と同じ身体ではなく、以前よりも痩せにくい基礎代謝の低い身体に変化しているのです。

運動を積極的に取り入れれば改善出来ますが、そうでない場合には、どんどん過激な食事制限をしないと痩せられなくなってきます。

ダイエット中の無理な食事制限とダイエット終了後の開放的な食事とを繰り返すことで、ホルモンバランスが乱れ、過食や拒食の症状が起きてしまう場合もあります。

免疫力が落ちたり、体温が下がったりなど体調を崩しやすくもなります。

身体にも脳にも危機感を抱かせないことが大切!

もう同じことの繰り返しからは卒業したいですよね。

身体に負担をかけず、脳にも危機感を抱かせずに痩せることが出来れば、身体は私たちのダイエットを邪魔することなく受け入れてくれるのです。

1カ月に落として良いのは、現在の体重の5%と言われています。

体重50㎏の人なら1カ月で落として良いのは50×5%で2.5㎏です。

もし、この人が10㎏痩せようと思うなら、4カ月を目標にするべきという事になりますね。

もちろん、この範囲内であれば絶対にリバウンドしないという訳ではありません。

身体が感じるストレスを少なくし、健康を維持しながら落とす限度という事です。

最終的には自分の身体との対話!?数字だけを見ていてはいけません!

数字の話をしておいて、数字だけを見るな!というのもおかしな話ですね。

体重は体型の管理をするのに、客観的で分かりやすいものです。

しかし、そればかりになってしまうのは違うと思うのです。

リバウンドを繰り返すことで体重は同じでも脂肪と筋肉の割合が変わってくるという話をしました。

それも1つあります。

体重という数字だけでなく、自分の全身を鏡で見ることで、シルエットが全く違う事に気付くはずです。

食事制限だけでなく、筋トレやウォーキングなどの運動を取り入れて見るとさらに素晴らしいことに気が付くはずです。

体重は減っていないけれど、鏡に映る自分は以前より引き締まっています。

身体の中身の割合が変化したり、筋肉が目覚めることで内臓を正しい位置に引き寄せてくれたり、という現象も起きるのです。

運動を取り入れれば、恐らく体重よりも見た目の変化が早く訪れます。

それはダイエットをしている人にとって何よりのご褒美ですよね。

ご褒美があれば頑張れます。

1つの面だけでなく、あらゆる面からアプローチすることで、喜びも増え、体重も無理なく落とすことに繋がるでしょう。